旧車(インプレッサ)パーツ再生!

旧車パーツとは、年数が経ってメーカーが製造を終了した車のパーツ(パーツの生産も終了し、新品が手に入らないパーツ)
そのパーツ、簡単なパーツなのに無いととても不便で、非常に困るというものが多い。
しかし、メーカーにお願いしても、すでに金型を処分しており、再度生産するには莫大な費用が掛かるため、再生は困難である。
<室内サンバイザーフック>
インプレッサスポーツワゴンWRX-STi(GF8)

<まずは3Dデータ作成!>
この形状は、3Dスキャンをかけるのがベスト!


3Dスキャンデータ完成!
が、そのままでは、使えない(^^;
CADによる補正が必要!
はめ込み部分は、輪郭がぼやけてガタガタなので、きれいな形状にするため3D-CADにて補正!
※この時、弊社では3Dプリントの造形方式によって最適な結果が得られるように、一部の形状を変更する場合があります。
<3Dプリント(出力)>
3Dデータが出来ると、いよいよ3Dプリント!
出力は、色々な材質があるため、用途の応じて最適な材質、出力方式を選び、造形する。
今回は、高い寸法精度と耐衝撃性、靭性を備えたPA11(ナイロン)を使用。
<完成品取付>
完成した部品を取付て、実際に使用してみる!
いい感じではまり、全く問題なし!(色は少し違うが・・)
<結果>
現物があれば3Dスキャンをかけて形状を取ることは出来るが、物によっては部分的に寸法精度が必要になる場合がある。
部品などは、必ず相手があり、取付らはめ込み部分があり、寸法によっては嵌らなかったりする。
そのため、3D-CADによる補正は不可欠で、弊社本業の設計技術が生かされた事例です。
<本製品は注文可(受注生産)>
・本製品が欲しい方は、問い合わせフォームよりご連絡ください。
2個入り1セット ・・・ 19,800円(税込)
納期 ・・・ 約3週間

岸 竜也 (きし たつや)
株式会社キシテック 代表取締役
3Dプリンターを使ったモノづくりを提案しています。
機械設計を生業としてきたため、設計力に自信があります。
様々な分野から、試作品等の依頼を受け、製品化のお手伝いを多数してきました。
手書きの絵から、3Dデータを起こして、3Dプリントすることも。
自身も設計のみならず、機械加工、機械板金加工、溶接などのモノづくりを経験してきた実績があり、いろいろモノづくりを相談出来ます。
現在は石川県工業試験場様や、ISICO(石川県産業創出支援機構)様、JAIST(北陸先端科学技術大学院大学)様、石川工業高等専門学校様などと、繋がり多方面での対応が可能です。