デザインをその場で実物に!アクセサリー検証モデル製作
こんにちは
やはり3Dプリンタの用途として一番ポピュラーなのは「試作・検証」です。
普段はお客様の社外秘の物を扱うのでお見せ出来ませんが、今回は社内の個人的な造形物なので、実際の造形の流れを少しご紹介します。
使用するのはいつものFDM方式では無く、インクジェット光硬化タイプ(アジリスタ3100)です。
指輪くらいなら1時間足らずで出力します。
小さく繊細な造形物なので、全体がバター状のサポート材に包まれて出て来ました。
サポート材は一晩水に浸けておけば溶けてしまいます。アジリスタの大きなウリです。
塗装も乗ります。半透明樹脂なのでクリアに仕上げることも可能です。
デザイン~造形まで全て事務所内で完結してしまいます。
つくづく凄い時代になったなと感じました。
T.T
(こちらの記事は旧HPにて2014/11/04に投稿したブログ記事を再編して掲載しております。)
岸 竜也 (きし たつや)
株式会社キシテック 代表取締役
3Dプリンターを使ったモノづくりを提案しています。
機械設計を生業としてきたため、設計力に自信があります。
様々な分野から、試作品等の依頼を受け、製品化のお手伝いを多数してきました。
手書きの絵から、3Dデータを起こして、3Dプリントすることも。
自身も設計のみならず、機械加工、機械板金加工、溶接などのモノづくりを経験してきた実績があり、いろいろモノづくりを相談出来ます。
現在は石川県工業試験場様や、ISICO(石川県産業創出支援機構)様、JAIST(北陸先端科学技術大学院大学)様、石川工業高等専門学校様などと、繋がり多方面での対応が可能です。