デスクのデッドスペースを有効活用!3Dプリンタでモニター上トレー製作
おはようございます、こんにちは、こんばんわ
デスクワーク中心の私は、勤務中の大半を自席でモニターに向かって仕事をしています。
デスクの広さには限りがあるため、ノートPC、マウス、資料、ファイル…etcと机の上が狭く感じるタイミングが誰しもあると思います。
実際、私はノートPCに2つのモニターを接続して3画面で業務を行っているので、常にこんな感じです。
この配置で(卓上カレンダー使いやすいんだけど場所をとるんだよなぁ…)と思い、どこかにうまく置けないかなと考えたとき、こんな商品が販売されていることを知りました。
(なるほど、そういうのもあるのか…)と思い立ったが吉日!ということで、販売されている品々を参考にしながらモデリングを開始。
そして、作ったモデルがこちら
先ほどの写真でデスクの中央に置いているモニターの上に設置する想定で作りました。
毎度おなじみUltimaker S5で出力します。今回は白いPLAを使用、積層ピッチは0.2mm、足部分は別パーツで造形して後で組み立てるようにしています。
出力完了状態がこちらになります。
PLAはABSと比べて造形物の熱収縮による変形が少ないですが、それでも若干収縮したのか、足部分をはめ込むときにやや窮屈な勘合感。
データ上では0.5の隙間を持たせていましたが、ピッタリぐらいになったようです。そのおかげで、しっかりと勘合されているので足部分が外れることが無くなったので、これはこれで結果オーライです。
実際にモニターに設置するとこんな感じです。
市販品はボードというだけあって板状で上に乗せるタイプが多かったのですが、折角自作するんだから…とトレーのような形状にしたほうがいろいろ使い勝手が良さそうかなと思いアレンジしました。卓上カレンダーだけでなく、ペンや付箋、クリップなどの小物類をちょっと入れておくのにも使えるので、イイ感じです。
こういったデスク小物系は100円ショップにもたくさんありますが、コレジャナイ…となる場合もありますよね。
そういう時に自分でデザインして、オリジナルで製作することで、痒い所に手が届くアイテムを作ることが出来ます。
今回はデスクアイテムを自作したお話でした。こういうのは思い立ったらその日のうちに完結できるぐらい手軽にできるので、取り掛かりやすいアイテムですね。
日々の生活の中で、(ここにこんなものがあると…)や(これってもうちょっとうまく収まる気がするんだけど…)など思ったら自作チャンスかもしれませんね(笑)
それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
by M.I
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岸 竜也 (きし たつや)
株式会社キシテック 代表取締役
3Dプリンターを使ったモノづくりを提案しています。
機械設計を生業としてきたため、設計力に自信があります。
様々な分野から、試作品等の依頼を受け、製品化のお手伝いを多数してきました。
手書きの絵から、3Dデータを起こして、3Dプリントすることも。
自身も設計のみならず、機械加工、機械板金加工、溶接などのモノづくりを経験してきた実績があり、いろいろモノづくりを相談出来ます。
現在は石川県工業試験場様や、ISICO(石川県産業創出支援機構)様、JAIST(北陸先端科学技術大学院大学)様、石川工業高等専門学校様などと、繋がり多方面での対応が可能です。